こんにちは。ゆるい生き方を模索中 さーのん です。
正社員で銀行系事務職→無期雇用派遣でCADオペレーター兼事務職の20代後半です。
可能であれば働きたくないという気持ちが根本にある意識低い系です。
今回は自分の経験を元に「事務職はやめとけ」ということについて解説いたします。
「事務職はやめとけ」と言われる理由
事務職に興味のある方なら「事務職はやめとけ」と聞いたこともあるのではないでしょうか。
私は新卒の時に特にやりたいこともなかったので、福利厚生が良くて残業したくない!という理由で事務職を選択しました。(安易すぎますね)
一般的に「事務職はやめとけ」と言われる理由はこのようなことでしょうか。
- テクノロジーにより自動化が進み将来性がない
- 給料が安い
- 専門的なスキルが身に付かない
- 楽な仕事なのでやりがいがない
一つ一つ詳しく説明します。
自動化が進み将来性がない
「事務職は将来なくなる仕事」
新卒で事務職の選択肢を考えているときに何回も目にしました。
不安を煽られますよね。
確かに私が働いていた会社では、単純な作業や繰り返しの作業は機械が人間と同じ手順で行う「RPA化」がどんどん導入されていました。
人間はどれだけ気をつけてもヒューマンエラーを起こすので、単純作業ではあるが正確性が必要なことは機械の方が得意です。
そのため、単純作業だけ行う事務職の必要性はどんどん下がることが予想されます。
給料が安い
事務職という職業は「縁の下の力持ち」的な存在ではありますが、直接的に会社に利益をもたらす職種ではありません。
そのため可能な限り人員を減らし、経費を削減する対象となります。
結果、給料が安いというのも間違ってはいないと思います。
専門的なスキルが身につかない
一般事務はルーティン業務が多いため、一通り身につけるとそのまま長く働けるのがメリットです。
しかし、何年たっても業務内容があまり変わらないため、スキルが身に付かないことも多いです。
ちなみに銀行系の事務では、業務に付随する特殊な知識はたくさん身に付きましたが、同じ業界でしか活かせないものだったので、他の業界に転職を考えた時スキルが無くて困りました。
楽な仕事なのでやりがいがない
事務職は楽な仕事と思われがちですが、楽とは一概に言い切れません。
他の職種と比較すると、ノルマなどはないためその点では楽なのかもしれません。
しかし、「簡単な仕事なのだからできて当たり前」という雰囲気がどうしてもあり、数字で結果が目に見えるわけでもないため、実績や努力が認められづらい職種のように感じます。
上記のように「事務職はやめとけ」と言われる理由はあながち間違いではありません。
これからの事務職に大切なこと
「事務職はやめとけ」と言われる理由について説明してきました。
デメリットが多いように感じた方もいると思いますが、事務職は残業も少ないことが多く、ノルマも求められないなど、超人気の職種です。
今後単純な仕事が効率化され、必要となる人員が減るとさらに倍率は上がると思われます。
その時に備え、
- 効率化を考える側の人間になる
- 資格をとる
- 専門性を磨く
などスキルアップをすることが大切です。
効率化を考える側の人間になる
難しく考えず、まずは身近なことから考えてみましょう。
自分のやっているルーティン業務で、効率化できる部分がないか考えてみましょう。
その先にRPA化を使いこなせると重宝されると思います。
資格をとる
資格を取ることで直接給料に反映する会社もありますし、手当がもらえる会社もあります。
実際の業務に活かせる資格を学びできることを増やしていきましょう。
Excelに強くなると業務の効率化にもつながるので特におすすめです。
専門性を磨く
専門的な事務職といえば、
- 営業事務
- 貿易事務
- 秘書
- 人事
- 経理
などたくさんあります。
各分野のプロになるよう努力することで、会社内・転職でもチャンスを広げることができます。
番外編:スキルアップ以外の道
事務職以外の職種に転職
そもそも事務になってみたはいいが、実績や努力が目にみえる仕事の方がいい!という方や、向いてないなあと感じた方は別の職種を検討することもありだと思います。
事務も簡単そうに見えるかもしれませんが、向き不向きがかなりあると感じます。
地方都市の中小企業で正社員の事務職をする
大企業はITの力による効率化がどんどん進んでいますが、地方都市にある中小企業ではまだまだ進んでいない所が多いです。
そのため現状のまま一般事務で長く働ける可能性があります。
まとめ
今回は「事務職はやめとけ」と言われる理由を踏まえ、これからも事務職を続ける上で大切なことについて説明しました。
事務職はデメリットもあるかもしれませんが、ワークライフバランスのとても良い超人気の職種だと思います。
事務職になりたい・長く続けたい方は、事務職を取り巻く現状を踏まえ、自分にどのような付加価値をつける必要があるのか、この記事を参考にして考えていただければと思います。
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