【意味ない資格?】3次元CAD利用技術者試験2級の概要/難易度・日程・過去問などについて

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実際に受けてみた 3次元CAD利用技術者試験2級 CAD

こんにちは。ゆるい生き方を模索中 さーのん です。

現在はCADオペレーター兼事務職として働いています。2022年に5ヶ月間の3次元CADの職業訓練に通い、その間に3次元CAD利用技術者試験に一回で合格しました。

勉強する前は「受験しても国家資格でもないし意味ないんじゃ?」と思ったこともありましたが、未経験でCADオペレーターに転職するにあたって受験しておいてよかったです。

全くの初心者から3次元CADの勉強を始めた経験を元に、今回は3次元CAD利用技術者試験の概要について説明していきます。

おすすめの勉強方法や試験当日の流れなども紹介するのでぜひご覧ください。

こんな方におすすめ

・未経験からCADオペレーターへの転職を目指している

・3次元CAD利用技術者試験の概要が知りたい

・実際の試験の流れが知りたい

・勉強方法が知りたい

3次元CADについて学ぶメリット

CADはものづくりに欠かせないツールです。

特に3次元CADは近年2次元CADからの移行が加速しており、需要は今後ますます高まるでしょう。

また、個人でも利用が進んでいる3Dプリンターで使用するデータも3次元CADで作成します。

このように3次元CADの活用の幅は今後さらに増えるでしょう。

3次元CAD利用技術者試験とは

公式サイトはこちら

3次元CAD利用技術者試験は、CADを使用するにあたって身につけておくべき、知識や技能を証明できる試験制度です。

3次元CAD利用技術者試験は1級、準1級、2級に分かれています。

1級、準1級にはCADの実技試験がありますが、今回紹介する2級は筆記試験のみとなっています。

そのため2級の受験は未経験者でも「3次元CADとはどういうものなのか」をまずはじめに知る良い機会になります。

興味がある方はぜひ勉強しましょう。

3次元CAD利用技術者試験 2級について

2級の具体的な試験概要を見ていきましょう。

試験概要

資格名3次元CAD利用技術者試験2級
受験資格制限なし
受験料7,700円
試験時間60分(途中退出可)
試験方法筆記試験(60問)
(CBTシステムによる多肢選択方式)
※全国にある専用のCBT試験会場で実施
試験内容・3次元CADの概念
・3次元CADの機能と実用的モデリング手法
・3次元CADデータの管理と周辺知識
・3次元CADデータの活用
合格基準各分野5割以上、および総合7割以上の正解を合格基準
試験日程随時

3次元CAD利用技術者試験2級 は未経験者にとって挑戦しやすい

筆記試験(CBT方式)のみなので、全くの初心者の方でもCADについての基礎知識を習得するのに適した試験となっています。

また今後さらにスキルアップを目指す方は、2級に合格することにより、実技試験のある1級、準1級の受験資格を手に入れることができます。

CBT方式の試験になるので、自分で選択した会場に行って試験を受けます。

忙しい方でも都合が良い時を探して受験することができます。

しかし注意なのが、大きい都市部でないと週一回や平日の固定の曜日しか受験できない会場があるので、早めに確認・申し込みしておきましょう。

※CBTとは‥「Computer Based Testing」の略。コンピュータ上で全てを行う試験のこと。専用の試験会場内の専用コンピュータで試験を行う。

3次元CAD利用技術者試験 必勝!勉強方法

「公式ガイドブックをひたすら繰り返し勉強する!」

ことに尽きます。

まず前半の文章部分を読み込みましょう。

初めて見る用語ばかりで難しいと思いますが、分からないところはネットで調べるなどして理解を深めましょう。

ある程度理解ができたら、サンプル問題が2つあるので答えを覚えるくらいまで何回も解きましょう。

公式サイトから簡単な登録をすればサンプル問題がさらに1つ手に入るので、そちらも活用しましょう。

それでも不安であれば、メルカリなどで前年の公式ガイドブックなどを手に入れるのもありだと思います。

私は公式ガイドブックと公式サイトのサンプル問題で合格することができましたので、無理に購入しなくても大丈夫です。

合格基準は各分野5割以上、および総合7割以上です。

そこまで厳しいラインではありませんが、受験料が高額なので準備万端で行きましょう。

全て過去問から出たら良いのですが、CBT方式のため、受けるたびに問題が変わります。

見慣れない問題が結構出てくるかもしれません。焦らないためにも公式ガイドブックの重要なポイントは絶対押さえるという気持ちで勉強しましょう。

似たような英単語がよくでてくるので、混ざらないようにまとめるなどして整理しましょう。

試験当日の流れ

私が実際受験した時の流れを簡単にご紹介します。

※おそらく会場によって違いもありますので、一例として参考にしてください。

①受付

会場について受付をします。余裕をもって会場に向かいましょう。本人確認が行われるので指定の本人確認書類を忘れないようにしましょう。

②手荷物を預ける

ロッカーに預ける会場もあるそうですが、私が受験した会場では、手荷物を出せないよう渡された大きな袋に手荷物一式を入れ持ち込みました。

③メモ用紙を受け取る

メモ用紙の代わりにホワイトボードのようなものを貸していただけました。

会場によってはない所もあるようです。

④受験

指定されたパソコンに着席し、ログイン後問題を解いていきます。緊張しますが、落ち着きましょう。

私が受験したのは小さいパソコン教室だったので、同時に別の試験のCBTを受ける人が近くにいるだけで緊張しました。笑

問題自体は、いったん解答して先に進んでも前に戻れますし、「合ってるか不安だなぁ」という場合はパソコンの画面上でどの問題が不安かチェックしておけるので、ひとまず最後まで進みましょう。

これでよし!なれば終了ボタンを押しましょう。試験時間より早く終えることも可能です。

試験を終えた瞬間、結果が画面に表示されるので心の準備をしておきましょう。

実際に受けてみて メリットなど

受験後、未経験でのCADオペレーター志望でしたが、CADに興味があって志望度が高いことを資格を証拠としてアピールすることができました。

また、会社によっては資格を取ることで奨励金が出る所もあります。

そして、実際にCADオペレーターとして働いてみると、CADの基礎知識については入ってから教えてもらえるわけではないので、前提条件として知っておいたおかげで何も知らない未経験の方よりもスムーズに業務に入ることができました。

まとめ

3次元CAD利用技術者試験2級についてご紹介しました。

全くの初心者にとっては、知らない用語がほとんどなので難しいこともあると思います。

しかしCADオペレーターや、CADに関わる業務を志望する方にとってはとても有益な試験です。

少しでも興味のある方は挑戦してみましょう。

この記事を書いた人
さーのん

金融系事務職→CADオペレーター(3D)時々事務職
HSS型HSP
あまりやる気はないけど、スキルは身に付けたい‥といった葛藤の中で生きています。
*ゆるく事務を続けるコツを発信中*

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