毎日朝早くから満員電車に乗って通勤している皆さん、お疲れ様です。
わざわざ通勤するのはしんどい‥リモートワークしたい!と思うことはありませんか?
筆者もいつかフルリモートで働きたいと考え、それが叶いそうな職種の一つであるCADオペレーターを目指しました。
現在は無期雇用派遣で派遣先に出社していましたが、事情があり2年目にして月に1、2回出社の基本在宅勤務をしています。
経験が浅くても在宅できます。
将来的にはフルリモートで働くべくスキルを上げている途中です。
これまでの社会人生活では在宅で働いたことがなかったので、実際どのように仕事を進めているのか全くイメージがつきませんでした。
そんな筆者が実際に働いてみて新米CADオペレーターの在宅勤務について紹介します。
在宅勤務での仕事の進め方
基本的に出社時と同じように、上司から指示のあった仕事を進めます。
2年目でもCADの基本的な操作は習得し、一通り業務はこなせるようになっていたので、在宅でもあまり不便ではありませんでした。
お昼と勤務終了時に進捗報告します。
疑問点はまとめて相手の都合の良い時にチャットやメール、Web会議で質問します。
後はひたすら黙々と作業です。
たまに出社した時は会社でないとできない仕事をしたり、直接聞きたい質問をしたりします。
久しぶりに会う同僚との雑談が楽しいです笑
出社時に疑問点を解消したり、周りとの調整をしたりして在宅でひたすら作業をします。
筆者の在宅勤務は会社のノートパソコンを借りて、会社の自分のPCにリモートデスクトップで接続するという形でした。
自宅のWi-Fiでは3DCADで重いファイルを開くのには時間がかかりましたが、軽いファイルはスムーズに動きました。
ネット環境はある程度整備する必要があります。
在宅勤務のメリット
集中できる
会社にいると誰かに話しかけられたり、場合によっては後輩に教えたりする必要があり、自分の仕事を中断せざるを得ない時が多々ありますが、在宅だと話しかけられたりしないので仕事に集中できます。
CADオペレーターの仕事は黙々とする作業が多いので、集中できるのはとても良いです。
コツコツ一人で作業ができる人には良いでしょう。
無駄な時間の短縮
リモートワークだと朝起きてすぐ仕事を開始できます。
出社するにあたって必要なありとあらゆる時間が短縮できます。
- 通勤時間
- お弁当を作る時間
- メイクをする時間
筆者の場合は特に通勤が片道2時間弱かかっていたので、早起きせずに済むことでとても楽になりました。
通勤のストレスが無い
通勤がしんどいことも出社が嫌な理由の一つです。
朝から満員で座れない、座れたとしてもパーソナルスペースが狭くストレスが溜まりますよね。
それが無くなるのは大きかったです。
大雨の日も、台風の日も、暑い日も出勤せずに済みます。
自由に過ごせる
周りの人の目がないため、好きな時に休憩できます。
寝転ぶのも自由!
会社だとお手洗いに行くのさえ気を使う時がありますよね‥。
また、お昼は温かいご飯を好きに食べられます。
冷凍庫必須のアイスも食べ放題です笑
感染症にかかる心配が減る
在宅のおかげで通勤時や職場でのインフルエンザやコロナなどに感染する可能性を下げられます。
職場でインフルエンザが蔓延している時も自分は感染せずに済んだので周りのフォローをすることもできました。
残業代で稼げる
通勤時間がない分残業できます。
出社時は通勤時間が往復4時間弱かかるため早めに帰っていましたが、在宅となるとその分働けるので残業代がとても増えました。
疲れてヘトヘトになってもすでに家なので、残業しても意外と大丈夫です。
在宅勤務のデメリット
質問するのが大変
出社していればすぐ疑問点を質問し解決できますが、在宅だとハードルが上がります。
聞かないと仕事が進まない時は作業が停滞してしまうことになるので、停滞しないようタイミングを伺って早めに質問する必要があります。
出社していれば周りに先輩や上司がいて状況も確認しやすいですが、在宅ではそうはいかないので何事にも時間がかかりがちになります。
新しいことを習得しようとするのは大変
分からないことは質問できますが、それ以外の知識は聞きづらくなかなか習得できないでしょう。
会社で面と向かってであれば、質問したついでに他のことも聞きやすいですが、在宅だとなかなか相手の状況も分かりにくく今やっている仕事以外のことは聞きづらいでしょう。
画面共有して教えるのも対面に比べると手間がかかるので、新しいことを教えてもらえる環境がないとなかなか難しいです。
周りの状況がわからないので不安になる
同じチームの人の状況が、在宅だと分かりにくく不安になることもあります。
こちらの状況も周りに分かりにくくなるので、気がつけば自分だけ仕事が多くて忙しいなんてこともあります。
積極的に周りの状況を把握するようにしたり、自分の状況もこまめに発信したりすることが大事です。
気が散る
家で働くとなると周りの目もなく誘惑がいっぱいです。
ついついスマホを触りたくなる‥
睡魔に襲われることも多々あります。
在宅勤務は目の前で働いているのが見えない分、成果で判断されます。
家で集中できない人は、なかなか仕事が進まないといった状況になることもあるので、どうにか対策を立てる必要があります。
逆に言えば短い時間で成果を出していれば、多少休憩していても怒られません。
長時間労働になりがち
通勤時間がない分、残業できるよね?と残業ありきで考えられがちです。
そこまで働きたいわけじゃない‥
また、メリハリをつけないとダラダラと休憩時間や終業時間を過ぎても仕事をしたくなり、長時間労働につながってしまいます。
出社時よりお金がかかることも
筆者は派遣ですが、筆者が所属している派遣元では在宅勤務手当といったものはありません。
そのため電気代などがかさみます。
真冬や夏などエアコンをつきっぱなしの場合は出費が大きくなるでしょう。
手当が出る会社を選ぶのがおすすめです。
人と話すことが減る
数日誰とも話さないこともあるので、たまに出社して会社の同僚と話すと「こんなに楽しかったっけ?」となることもあります笑
一人でいると思考がどんどんマイナスになることもあるので、たまには誰かと話すのが良いです。
一方で人と話していないとたまにあるwebでの会議がとても億劫でした笑
人間関係の構築が難しい
最初からフルリモートの経験がないので分かりませんが、ある程度人間関係が構築されていない中で在宅でやり取りするのは難しい面もあります。
筆者は在宅中顔は出さず音声のみでのやり取りだったので、相手の顔色もわからず不安になることもありました。
また、顔が見えても画面越しでは細かい表情はなかなか分からないでしょう。
在宅勤務で意識すべきこと
あれ?意外とデメリット多くない?と思いますよね。
確かにデメリットも多いですが、自己管理できれば何倍もメリットがあります。
在宅勤務を上で気をつけていることを紹介します。
自力でどうにかしようとする
出社している時は人の陰に隠れて誤魔化せても、在宅だと自分がどれだけ終わらせたか明らかなので出社時より自分の力で頑張るようになりました。
お客様とのWeb会議があっても出社時は周りの人に任せていましたが、Webだと自分で話すしかないので下準備をちゃんとしてから臨むようになりました。
またいちいち質問するのが申し訳ない&面倒なので、分からないことは限界まで自力で解決しようとするようになりました。
細かくやり取りをする
対面よりもコミュニケーションが取りづらくなるので、普段よりも報連相をしっかりするようになりました。
誤解を生まないように口頭だけではなくメールなどに残すようにしました。
自己管理
家は誘惑が多いのでスマホを別の部屋に置くなど、自分で管理をして仕事を進めるようにしました。
とはいうもののなかなか難しいんですけどね‥
仕事に支障が出ない程度にほどほどに管理しています。
運動をする
在宅勤務だとどうしても運動不足になりがちです。
一定の時間が経ったら立ってストレッチしたり、座りながらできる筋トレをしたりするなど少しでも体を動かしましょう。
在宅勤務のおすすめグッズ7選
実際に在宅勤務で使用しているもの、あると良いなと感じるものを紹介します。
パソコンスタンド
ノートパソコンをテーブルに置いて作業すると結構肩が凝るので、適切な高さに持ってくるのが大切です。
このスタンドは頑丈でパソコンを乗せても動かないですし、色も可愛くてお気に入りです。
マウス
PCはスタンドで高くするので、ワイヤレスのマウスが使用しやすくおすすめです。
CADで使用する際は酷使するのですぐ壊れがちです。
こだわりのマウスを使ってもやる気が出るでしょう。
キーボード
こちらもワイヤレスがおすすめです。
ロジクールは可愛くタイピングしやすいのでおすすめです。
イヤホン
マイクつきの好きなイヤホンを用意しましょう。
ノイズキャンセリング機能があれば周りの雑音も消せるので仕事に集中できるでしょう。
今は100均にもマイク付きのイヤホンがあり、普通にちゃんと使えるのでおすすめです。
モニター
3DCADをノートパソコンで使用しようとすると、細かい部分はなかなか見えづらく作業しにくいです。
そのような時は大きなモニターに繋げば、快適に作業できるでしょう。
ライト
部屋のライトだけではなく、机にライトがあった方がPCの画面も見やすいです。
クッション
仕事専用の机と椅子がない環境で作業すると思っているよりも体に負担がかかり、猫背になったり腰が痛くなったりしてしまいます。
このようなクッションがあると姿勢を正せておすすめです。
リモートワークをしたい!おすすめエージェント
リモートワークへの転職は難しいので、専門のエージェントに相談してみましょう。
Remoful
ビジネス系の職種(営業、事業開発、マーケティングなど専門職以外)です。
リモートワーク求人は契約社員やアルバイト、業務委託のポジションが少なくない中、正社員のポジションに特化しています。
リスキリングプログラムも受講でき、キャリアアップも望めるでしょう。
フジ子さん
バックオフィス業務でフルリモートができます。
業務委託という形で働くことになります。
元々事務などの経験があり、子育て等で短時間しか働けない場合などにおすすめです。
コールノマド
完全在宅OK、副業におすすめです。
人と話すことが好きな人は電話業務はリモートワークと相性が良いので良いと思います。
まとめ
いかがでしたか?
経験が浅くてもリモートワークはできます。
ただCADオペレーターに限定すると、CADの操作はマニュアルだけではなく、ノウハウによるものも大きいので、スキルを上げるためには出社して教わるのが近道です。
また、人間関係を築くために直接コミュニケーションを取るのも大切でしょう。
時代は進んでいるので、リモートワークでもコミュニケーションをしっかり取れるような仕組みのある会社に就職するのが良いですね。
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