派遣で働こうと考えたことはありますか?
有期雇用派遣と無期雇用派遣どちらがいいの?
私は転職の際、無期雇用派遣を選びました。
理由は夫が転勤族のため、雇用を継続しながらも勤務地によって派遣先を変えたいと考えたからです。
この理由はすごく限定的だと思いますが、無期雇用派遣という立場で正社員や有期雇用派遣の方と働いてみて感じたメリットがありました。
私が実際に働いて感じた有期雇用派遣との違いや、無期雇用派遣のメリットについて紹介します。
有期雇用派遣と比較した際の無期雇用派遣のメリット
スキルアップ支援が手厚い
スキルアップのための講座を無料で受けられたり、資格試験の受験料を負担してくれたりします。
また、資格試験に合格すると奨励金をもらえます。
自分から進んで学べる人にとってはとても良い環境です。
制度を上手く活用すればスキルアップにつなげることができます。
私はやろうと思いつつ面倒くさがりで自発的に学習できないタイプなので、その分給料を上げてほしいな〜と思ってしまいます。
やる気がほしい‥
ボーナスや定期昇給がある
少ないながらもボーナスが出る派遣元もあります。
有期であればボーナスはほぼ出ません。
また有期の場合は昇給の交渉が必要です。
一方無期は少しですが、不景気でもない限り一年に一回決まった額昇給するので、何もしなくても多少給料が上がっていくでしょう。
有期雇用派遣の方が給料が高くなる傾向がありますが、特別な技能がなければ一概にそういうわけでもなさそうです。
月給制のため毎月安定する
大抵の有期のように時給制であれば年末年始、GW、お盆など休みが多いと月あたりの給料が下がってしまいますが、無期は月給制なので月によってばらつきがあるということはありません。
毎月固定の金額が入ってくるので生活の安定につながります。
税金を天引きしてくれる
有期であれば住民税は普通徴収となり自分で納める必要がありますが、無期であれば特別徴収となり給料から天引きされるので楽ですし、毎月手取りの額が分かりやすいです。
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待機期間も給料が支払われ、保険証も返却せずに済む
有期であれば契約が終了するとすぐ次の派遣先を決めて働かなければ給料も出ませんし、その都度保険証を返却する必要があり手続きが面倒です。
無収入はできるだけ避けたいですよね。
無期であれば待機という形で派遣元に所属したまま次の派遣先を探すことができ楽です。
次の派遣先が決まるまでは減額はされますが給料が出ますし、保険証もそのまま使えます。
待機期間中は派遣元で仕事をしたり、研修を受けたりします。
長期間同じ職場にいられる
有期であれば同じ職場で3年を超えて働くことは原則できませんが、無期雇用派遣であれば契約が終了しない限り継続して働くことができます。
有期で3年を超えて働きたい場合は、直接雇用か無期雇用派遣に切り替える必要があります。しかし、直接雇用を希望して3年働いてもその段階で契約を切られることもあります。
派遣では正社員ではなかなか入れないような難関のホワイトの大手企業でも働けることがあるので、そのような良い環境であれば無期雇用派遣で長く働くのも手です。
また、長く同じ職場にいられることでスキルアップにも繋げられるでしょう。
派遣先を変更してもらえる
派遣先で人間関係や仕事内容に不満があれば、可能な範囲で別の派遣先を紹介してもらえます。
ただ派遣先を変えるか迷っているうちは次の派遣先は探してもらえないので、改善されるかは運もあります。
また、契約終了後の次の派遣先も探してもらえます。
有期であれば普通に契約が終了すれば派遣元との付き合いもそこまでですが、無期であれば次の職場も探してもらうことができます。
有期では契約終了するごとに次の派遣元を見つけ、派遣先を紹介してもらわなければなりません。
無期であれば派遣元が同じなので、今まで勤めてきた自分の評価を次の派遣先に伝えてもらえます。
結果としてミスマッチを減らすことができるでしょう。
まとめ
無期雇用派遣は有期雇用派遣と正社員の間のような働き方です。
有期でも無期でも人によって感じるメリットデメリットは様々です。
また、派遣元によって、その営業によってもピンからキリまであります。
未経験で正社員の求人がなかなかない場合は、無期雇用派遣から経験を積むのも一つの手です。
派遣で働くのであれば、使われるのではなく使ってやるという気概で働けると良いですね。
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