私は3DCADの5ヶ月間(その内1ヶ月は企業実習)の職業訓練を受け、文系で完全未経験からCADオペレーター(機械設計補助)として転職しました。
前回の記事では職業訓練を受けるまでの面接などの流れ、実際受けたコースの概要について紹介しています。
今回は、私が受講した職業訓練の具体的な講座の内容について紹介します。
私が受けた訓練の内容は以下です。
- CAD、機械設計関連
- Word、Excel
- 就職支援(ビジネスマナー、コミュニケーションに関するワークなど)

CAD以外にも就職支援など、一般的な講座がたくさんありました。
CADの訓練だけではなく、ビジネスマナー、就職支援などはどのようなことをするのか興味がある方は参考にしてください。
- CADの訓練内容
- 就職支援の講座でのコミュニケーションワークについて
- 訓練を受けてためになったのか
訓練の概要
それぞれの訓練時間の比率は、
CAD、機械設計関連:8
Word、Excel:1
就職支援:1
くらいでした。
ほぼ機械設計関連で、合間に少しその他の授業が入るといった形でした。
少ない時間でしたが、体感としては機械設計関連以外の授業をもっと受けている気がしました。
CAD・機械設計関連の訓練
使用するソフト
「Autodesk Fusion」という、学生等は無料で利用可能な3DCADソフトを使用しました。
無料でもきちんと一通りの操作は揃っていて、初めて機械系の3DCADを学習する際はおすすめです。
CADは1つソフトの使用方法を学べば応用がきくので、どのソフトを最初の学習に使用するのかはあまり気にしなくても良いと思います。
「Autodesk Fusion」はパソコン環境が整っていれば自力で触ってみることも可能です。
独学でまずやってみたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。
CADの講義
職業訓練で購入必須だった市販のテキストと、先生お手製の資料に沿って進んでいきました。
一人一台PCが与えられて説明を受け実践してみるの繰り返しでした。
CADの一個一個のコマンドを丁寧に資料にまとめ、教えてくれたので分かりやすかったです。
講師の方は実際に現場で長年働いた経験をお持ちだったので、実務も踏まえた説明もしてくださってとても勉強になりました。
たくさん演習問題も自作してくださっていたので何度も練習することができ、操作が身につきました。

CADの先生は本当にわかりやすく教えてくださる先生でした!
最終的に企業実習に行く前、講座の終盤では身の回りにあるものを観察、計測しモデリングしてアセンブリして動かしました。
実際に存在するものをCAD上で再現できる所まで操作を習得することができ、目に見えて成果が得られたのでとても嬉しかったです。
理解度レベルに個人差はなかったのか
複雑な内容になってくると人によって向き不向きが出てきてしまいました。
比較的余裕があるカリキュラムになっていたのと、先生が上手くフォローしていたのでカリキュラムは進みつつも分からない人を置いていかないと言った良い具合で授業が進んでいきました。
フォローするあまり授業が進まず、カリキュラムの最後まで終わらないなどであれば進みの早い人にとっては損なので、上手くバランスを取ってほしい所ですね。
機械設計概要の授業
機械設計の本当に概要の部分を教わりました。
数学や物理的な話も出てきてちんぷんかんぷんなところも多数ありました。

ニュートンとかいつぶり‥?
正直、この機械設計概要の授業の先生の説明は分かりにくくて困りました。
おそらく理系でとても頭が良いのだと思います。
文系で数学・物理アレルギーのある私には拒否反応が出ました。笑
学生時代に数学とか物理とか生きてていつ使うんだろうと思っていましたが、こういう職業で必要なんだと納得しました。
CADは別の先生だったので良かったですが、この先生にずっと教えてもらっていたら苦しんでいたと思います。
図面の授業
機械設計の製図法について教わりました。
3次元のものを2次元として捉えられるかは、向き不向きがとても分かれます。
これができなくてモデリングに苦しんでいた人がいました。
最初できなくてもある程度は段々と慣れるので拒否反応がなければ大丈夫だと思います。

私自身、複雑な形状は働いている今も怪しいです‥。
3次元CAD利用技術者試験2級の対策講座
先生が公式テキストの内容を重要なところをピックアップして解説してくれたので理解しやすかったです。
試験を受験するかどうかは自由でした。
私の時は同じ訓練を受けていた人は全員受けて合格していました。
↓公式テキストはこのようなものです。↓
この公式テキストと過去問と先生が作成してくださったお手製問題集で勉強しました。
2級の上には準1級や1級があります。
そちらは実技が存在します。
モデリングの練習のために授業で時間が余った時に問題を解きましたが、とっても難しかったです。

今なら少しは成長していると願いたいです。
2級は座学で独学でも受けられるので、試験について詳しくはこちらの記事をご覧ください。
機械設計以外の講座
Word、Excelの講座
機械設計の専門的な講座以外にもExcel、Wordなどの講座もありました。
このようなビジネスシーンでよく使用される内容が載ったテキストを使用していました。
基礎的な内容でしたが、普段の仕事で活かせそうなこともありました。
特にWordはただ文字を打ち込むだけしか基本的にしたことがなかったので、学ぶことが多かったです。
履歴書、職務経歴書などの作成
履歴書や職務経歴書の作成方法も教わります。
良い例、悪い例を具体的に教えてもらえるので実際作成するときに便利でした。
添削もしてもらえます。
授業として作成する時間を取ってくれるので、家であまり時間を取らずに済んだのはありがたかったです。
ビジネスマナーやコミュニケーションワーク、面接練習など
社会人として周りと上手くやっていくための授業がありました。
- コミュニケーション系のワーク
- ビジネスマナー
- 面接練習
- 自己分析 など

人前に立って何かすることが嫌いな私にとっては、これが一番苦痛だったかもしれません。笑
人前でスピーチしたり、グループワークしたり‥
面接も大っ嫌いな私にとっては辛かったです。
公共の職業訓練なので、新卒の研修のような社会人として常識でしょ!といった基礎の基礎からスタートします。
その中には初めて知ることもあったので勉強にはなりました。
職歴があまりない方でも、ビジネスマナーや周りとの関わり合いについて基本を学ぶことができます。
面接練習も受講生同士でやったり、先生とやったり、皆の前でやったりと結構回数を重ねました。
誰々さんのここが良かったなど、人から評価が返ってくるのは緊張しました。

自分の癖なども指摘されるので辛い部分もありますが、とても参考になりました。
まとめ:訓練を受けて良かったと思えた理由
私が受けた職業訓練は3DCADの講座が中心でしたが、再就職に向けて色々なカリキュラムが盛りだくさんでした。
これが15,000円ほど(教材費など)で受講でき、むしろ手当が受給できたので本当に良かったです。
訓練を受けて良かったと思えた理由は、
- 何よりCADの先生がとても良かった
- 余裕を持ったカリキュラムだった(内容が薄いというわけではない)
- 少人数での授業
- パソコンが最新でストレスフリー
- 訓練校自体が綺麗で清潔
だったからだと思います。
一方、
- 先生が合わない
- カリキュラムが詰め詰め
- 遅れている人に合わせすぎてカリキュラムの最後まで進まない
- 逆に遅れている人は無視してどんどん進む
などだと満足度は下がったと思います。
運が良く有意義な訓練を受講することができました。
次回は企業実習編です。
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